Movies I C

日々、見た映画の感想をつらつらつらつら記録します。

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読んだ本と見た映画 沈まぬ太陽/イエスタデイ/マチネの終わりに

こんばんは、久しぶりの投稿となってしまいました。

今回の記事では近況もかねていろんなことを書いてみたので下の目次で興味のあるところまでとんでいただけると幸いです。

 

 

読書『沈まぬ太陽

最近では、春休みにはいってから読み始めた山崎豊子著の沈まぬ太陽が一番のお気に入りの作品となっています。

500ページ×5巻なので、ただでさえ読むのが遅い僕はお風呂やカフェに行くことで読書以外何もできない状態を作り上げながら先日、ようやく読み終えることができました。

内容は1985年の8月12日に起きた御巣鷹山事件(日本航空123便墜落事故)をテーマに日本航空JAL)の当時のずさんな経営を描いたものです。

これを、読んでいる途中に沈まぬ太陽の映画やドラマまで出ていることを知ったので、読み終えた後に、評判の良かったドラマ版を見てみました。(1話約50分、全20話)

ドラマでの人選、特に堂本会長や八馬が、もう本を読みながら描いた人物像と合致したのでより一層感情移入できた気がします。

とても面白いのでぜひ読んでみてください。

 

この本(とドラマ)の影響もあって、機会ががあれば今度御巣鷹山の現場にも足を運んでみたく思っています。

また、兼ねてから考えていた次の海外旅行の行き先をアフリカに決定しました。

予防接種等、準備は大変そうでありますが、どこまでも続く何もない草原と野生の動物を見たいと思っています。

 

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出典:filmarks.com web:https://filmarks.com/dramas/722/1835

映画『イエスタデイ』

映画では、この前、アマゾンプライムで有料公開された『イエスタデイ』を見ました。

昨年、口コミで徐々に有名になったのは知っていたのですが、見る機会がなく終わってしまったためとてもワクワクしながら見始めました。

内容は、ビートルズが消えた世界で一人だけビートルズを覚えている主人公が曲を演奏することで有名になっていく物語です。

単純で分かりやすい内容にもかかわらず、曲の美しさや思い入れが重なり思わずとても感動しました。(大好きなエドシーランが出ているのも見た理由の一つです。)

 

この映画を見て以来、ビートルズの曲を1曲ずつ僕のつたないギターでカバーしていくことが最近の暇つぶしとなっています。

この前は、ひょんなことからビートルズウィキペディアなんかを読み始めたら軽く2時間立っていました。活動期間こそ10年ほどですがその間にもたくさんの出来事があり、それらの経緯を理解したうえで曲を聞きなおすとまた、新しい先入観と共に楽しむことができます。

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出典:YAHOO! JAPAN 映画 https://movies.yahoo.co.jp/movie/367867/

映画『マチネの終わりに』

先入観つながりの話をしますが、大好きな本の1つである『マチネの終わりに』の映画を先ほど見終えました。

半年前に公開された映画なのですが、当時この本を読んでいた最中であったため、読み終わったら映画館に見に行こうと思っていたら公開が終わってしまいました。

内容は、人生で3度しかあったことのない人に運命を感じて魅かれ、その運命がねじれていくといったものです。(たぶん伝わらない)

本自体はとても気に入っていて、これをきっかけに著者である平野啓一郎さんの作品をいくつか読んだほどです。

『ある男』や、『空白を満たしなさい』といったものを読んだのですが、どれも個人の在り方や自分らしさとは一体何なのか、といった疑問について深く追及されているものでした。また、新書では『分人主義のススメ』といったものを出されており、とても納得できたので少し紹介します。

というのも、僕自身、中学、高校、大学やバイト中、または親といる時、一人でいる時とでキャラクターが大きく変わるので本当の自分とはどれなのかと考えることが時々あります。

結論から言うと、本当の自分などは存在せず、自分自身とは相手とのかかわりの中で形成されていく分人の集まりであるとされています。分人とは個人をさらに分割したときの単位であり、僕の中には中学の友達との分人、高校の友達との分人、大学生としての分人が混在しているのです。そして自分らしさとはこの分人の割合や数によって決まるものであると筆者は述べていました。

なんだかいろんな疑問がすっきりできて、何より自分自身への理解が深まるのでぜひ読んでみてください。

 

ものすごく話は逸れましたが、『マチネの終わりに』は音楽が題材にあるので映画で見たときには感じ方が違うのでは、とこの半年間ひそかに楽しみにしていました。

 

見終わった率直な感想は、感動はしなかったです。しなかったというより、できなかった感じです。

感動の涙が出るぎりぎりのラインまでは何度も行くのですが、そのラインを超えることは一度もなかったです。

これは要所要所に使われる音楽がシーンにあっていなかったからなのか、それとも本での先入観により勝手にイメージを作りすぎたからなのか、はたまた僕の邦画に入り込めない病によるものなのか。

先入観をなしにして見ればきっと感じ方も違うと思いますが、一度ついてしまった先入観をなくすことほど難しいことは無いので僕はもうこの映画を見ることは無いと思います。

 

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出典:YAHOO! JAPAN 映画 https://movies.yahoo.co.jp/movie/368151/

 

邦画に入り込めない病

せっかく長々と書いたのでついでに話に出た邦画に入り込めない病についても書いてみようと思います。

僕は洋画が大好きで、邦画はあまり見ません。それは、単に海外かぶれであることも否定はできないのですが、本当の理由はもっと違うところにある気がして自分なりに考えてみたので紹介します。

その理由の1つ目は、日本人として日本語の細かいニュアンスや意味を理解できてしまうからではないかと思います。普段話している言語だからこそ、演技中の少しの違和感などに敏感になってしまっているのだと僕は思います。一方、英語は細かいニュアンスやアクセント、違和感などを気にもせずただ流れる字幕を見ることが多いので自分なりの解釈ができることが入り込める秘訣に繋がっていると考えています。

また、2つ目の理由としてはその音が挙げられます。日本語は世界の言語の中でも音程が一定である方です。しかし、映画の中ではスケールを大きく見るためにも声に抑揚をつけて話す必要があり、これが私たちの日常とかけ離れているため、入り込めないのだと思います。一方で、英語は高低差が大きく、日常会話にもさまざまな音を含んでいるため、大げさにしなくても派手な演出ができるのではないかと考えています。

まあ、いろいろ書いたのですが個人的に好きな邦画もあり、特にジトーっとした雰囲気が全体に流れているものは引き込まれます。

 

以上、最近のお気に入りから現状報告までつらつらと書いていたら朝になってしまいました。ああ、起きれるのかな、ではまた。

 

 

酷評の嵐?最新ミュージカル映画の実写版『キャッツ』

こんばんは!

この前、編入したばかりの大学もあっという間に年度末に差し掛かろうとしています。

いやー早い。

 

刺激や悩みごとの絶えない日常から逃げるように映画館に駆け込み、別の世界で2時間だけ過ごしてくるのが何よりの現実逃避になっている今日この頃です..。

 

さて、今週は前の記事でも宣言した通り、日本で本日(1/24)に公開された『キャッツ』を見てきました!

 

キャッツといえばミュージカルとして古くから有名な作品ですが、その実写化がされるということでず―――っと楽しみにしてきました!!

しかし!!!

映画を見終わってから、他の人のレビューをみるとまさに酷評の嵐

ということで、このブログでは僕が『キャッツ』を見た純粋な感想を書いてきます!

 

 

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出典:cats公式 web:https://cats-movie.jp/

予告動画


映画『キャッツ』第一弾予告映像

 

あらすじ

満月が輝く夜。若く臆病な白猫ヴィクトリアが迷い込んだのはロンドンの片隅のゴミ捨て場。 そこで出会ったのは個性豊かな 〝ジェリクルキャッツ〞 たち。ぐうたらな猫、 ワイルドな猫、お金持ちでグルメな猫、勇敢な兄貴肌の猫、不思議な力を持つ長老猫…様々な出会いの中でヴィクトリアも自分らしい生き方を見つけていく。 そして今宵は新しい人生を生きることを許される、たった一匹の猫が選ばれる特別な夜。 一生に一度、 一夜だけの特別な舞踏会の幕が開く。

キャッツ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

 

監督・出演

監督:トム・フーパ

脚本:リー・ホール、トム・フーパ

出演:ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチジェイソン・デルーロ

 

感想

あの『レ・ミゼラブル』も手掛けた大監督と豪華すぎる俳優陣

まず、なんといっても監督がトム・フーパという事実がが魅力的です!

名作ミュージカル映画レ・ミゼラブルをつくった彼なら!と期待を込めて見に行った方も多いのではないのでしょうか?僕もその一人です。

 

そして、その俳優陣にも有名な方がずらり、中でも僕が大好きなのはレベル・ウィルソンピッチ・パーフェクト『ロマンティックじゃない?』にも出演していたダンス愛くるしいキャラクターが特徴の俳優です!

 

そのほかにも、ジェームズ・コーデンテイラー・スウィフトなどが出演することで、その作中歌はコミカルだけれどしっかりと聞きごたえのあるものとなっていました。

 

レ・ミゼラブル』についての記事はこちら..

i-see-a-movie.hatenablog.com

 

舞台のミュージカルを見ている感覚

映画を見てまず思ったのが、映画よりも舞台をみているのに近い感覚であったということです!

これは、役者さんたちの動き方シーンの展開の仕方などが「ミュージカル映画」というよりは舞台「ミュージカル」のそれに近かったということです!

 

また、驚いたのがその動き。

出てくるキャラクターはもちろん全員猫の擬人化なわけですが、くねくね?ぬるり?とした動きが本当に猫っぽくてびっくりしました!

それに合わせて、カメラワークも猫目線になることでより臨場感が出ていた気がします。

 

ストーリーよりかは、迫力と美しさ重視の構成

作品として、ストーリーはそこまで複雑ではないため、ほとんど説明はなく、物語は歌とダンスがメインで進行していきます。

そのため、ストーリーを重視している方にとっては少し物足りないのかもしれません。

 

しかし、なによりもその迫力がすごいんです。

感動的な設定で涙するというよりは、圧倒的なパワーに感動して涙してしまう感覚です。

特に、作中では「無音(静寂)」がうまく差し込まれておりそれによりより一層、音楽の魅力が引き立てられていたような気がします。

 

酷評について

では、いったいどのような酷評が上がっているのでしょうか?

いろいろ調べてみた結果、何よりも批判されているのがこれです。

不気味。

CG技術によって作られた猫と人間の中間体がなんとも気味が悪いとの声が上がっていました...。

まあ、確かに最初は多少の違和感もあったのですが、僕はすぐに物語に引き込まれたのでそこまで影響はなかったように感じています。

評判だけ見て止めるよりも、自分の目で確かめることが何よりも大事なので迷っている方は是非ご覧になってみてはいかがでしょうか!というと、そもそも映画レビューとは何なのかという疑問に当たってしまうのですが...

とにかく、僕はおすすめします!

 

 

以上、今回はキャッツのレビューを書いてみました。

野良として生きる猫の美しさとプライド。とてもよかったなあ。

読んでいただきありがとうございました!

では✋

 

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イーストウッド監督による話題の最新作『リチャード・ジュエル』

こんばんは!

今回はタイトルにある通り1月17日公開の

『リチャード・ジュエル』

を見てきたのでその感想を書いていきます!

 

実は、この映画は来週公開のミュージカル映画『キャッツ』とまとめて投稿しようかと思っていたのですが、あまりの面白さ「もったいない!」と感じたためこのブログを書いています..。

今年度(2019年4月~現在)に映画館で見た作品の中では一番引き込まれましたし、一番面白かったと思います!!!!今年度見た映画についてはまた、別の記事でまとめます(笑)

 

まず、なによりも監督がクリント・イーストウッドということで前から気になってはいたのですが、その想像をはるかに超えてくる作品となっていました!!

僕自身、イーストウッド監督の作品では『ミステリック・リバー』や、グラン・トリノがお気に入りなのですが、作品を通して描かれる人物像がとてもリアルで引き込まれてしまうのが特徴な気がします。

 

戦争ものからミステリーと、ジャンルを問わず名作を作り続けるこの監督が今回手掛けたのがこの実話をもとにした作品なんです。

 

なんと、この映画、初めの段階ではレオナルド・ディカプリオが弁護士役での出演を望んでいたんだそうです。

しかし、大人の事情かディカプリオは制作という形で映画に携わっています。

もし、ディカプリオだとちょっと臭すぎたかな?なんて感じています(笑)

 

 

 

 

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出典:映画.com web:https://eiga.com/movie/92146/

予告動画


映画『リチャード・ジュエル』30秒予告 2020年1月17日(金)公開

 

あらすじ

96年、五輪開催中のアトランタで、警備員のリチャード・ジュエルが、公園で不審なバッグを発見する。その中身は、無数の釘が仕込まれたパイプ爆弾だった。多くの人々の命を救い一時は英雄視されるジュエルだったが、その裏でFBIはジュエルを第一容疑者として捜査を開始。それを現地の新聞社とテレビ局が実名報道したことで、ジュエルを取り巻く状況は一転。FBIは徹底的な捜査を行い、メディアによる連日の加熱報道で、ジュエルの人格は全国民の前で貶められていく。そんな状況に異を唱えるべく、ジュエルと旧知の弁護士ブライアントが立ち上がる。ジュエルの母ボビも息子の無実を訴え続けるが……。主人公リチャード・ジュエルを「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のポール・ウォルター・ハウザー、母ボビを「ミザリー」のキャシー・ベイツ、弁護士ブライアントを「スリー・ビルボード」のサム・ロックウェルがそれぞれ演じる。

 

引用:リチャード・ジュエル : 作品情報 - 映画.com

 

監督・出演

監督:クリント・イーストウッド

脚本:ビリー・レイ

出演:ポール・ウォルター・ハウザー、サム・ロックウェルキャシー・ベイツ

 

感想

揺るがない信頼

この映画では、主人公であるリチャードとその弁護士ブライアントの間に築かれていく信頼がよく描かれていると感じました。

  • どんな状況でもリチャードを信じサポートを続ける母親とブライアントの姿
  • 警察官へのあこがれからか、自分が容疑者である現実を受け入れきれないリチャード

これらの間で生まれるリチャードの怒りや葛藤何よりもリアルであることが僕のこの映画への第一印象でした。

また、本来英雄として感謝されるべき人が、犯人に仕立て上げられバッシングを浴び続けるというギャップがこのストーリーを切なくする理由だとも思います。

 

映画を通して伝えられるメッセージ

これはあくまで、僕の主観なのですが、この映画は風刺的な要素も含まれていたように感じます。

  • 無罪の人間を自身のプライドのためにテロリスト容疑者にまでしたてあげようとするFBI
  • 事実確認も疎かに利益や出世のために記事を公表する記者
  • メディアの情報をうのみにし、無罪の人間に冷たい視線を向ける世間

これらすべては「当時、判断を誤った者たち」や「ネットの普及で自分で判断することをせず、なんとなく悪い方を決めがちな現代社会」への忠告のように感じました。

 

 

以上、今回は『リチャード・ジュエル』の映画レビューを行いました!

さて、来週は待ちに待った『キャッツ』の公開です!!

絶対公開日に映画館にいくんだ~~

 

では✋

 

見たい映画に迷ったときは『MIHOシネマ』!

こんにちは!

 

このブログでは、僕の映画の感想やおすすめなどを行ってきたのですが、今回は少し趣向を変えて映画選びのコツなどを紹介していきたいと思います。

僕自身、映画を見ようと決めてからNETFLIXやHulu、Amazon Prime Videoの画面をスクロールし続け、気づいたら1時間たっていた!なんてことがよくあるので、そんなときに役立つおすすめの映画情報誌やサイトを紹介していきます。

 

 

雑誌『POPEYE』の映画特集

まず初めに紹介したいのが2018年10月に発売されたPOPEYEの映画特集です!

この雑誌では様々な著名人(ミュージシャンから役者、芸人まで)のおすすめの1作がコメントと共に紹介されています。

何を見たいかわからない!なんて日は自分の好きな有名人の人生を変えた作品を見てみるのはいかがでしょうか?

「あの人はこんな作品に影響を受けているのか..」や、「あの人の芸風はもしかしたらこの作品からきてるのでは?」などと考えだすと意外とおもしろくておすすめです!

 

この雑誌、現在ではAmazonで入手可能となっております。

僕はBook Offでたまたま見つけました(笑)

せひ一度、手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

POPEYE特別編集 僕の好きな映画。 (マガジンハウスムック)

POPEYE特別編集 僕の好きな映画。 (マガジンハウスムック)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2018/10/15
  • メディア: ムック
 

 

大人気映画情報ブログ『MIHOシネマ』

さて、続いてはブログの紹介!

雑誌だとどうしても作品数も限られ、最新の映画情報もみることができません..。

そんな時、おすすめするのがこちらの『MIHOシネマ』

以下におすすめのポイントをまとめてみました!

 

mihocinema.com

掲載数はなんと7000作品以上!

まず何よりも作品数に驚きます!

最新作から過去作までその数7000作品以上!そしてなお、作品が出るたびに更新され続けます。

 また、そのジャンルも豊富なので、「気になる作品があるけど、どんな感じかしりたい!」なんて方はまずこのサイトを訪れてみることをお勧めします。

 

便利な検索機能付き

そして、特に便利なのがその検索機能

ジャンルごと、作品タイトルごとに整理されているのはもちろん、その映画が受賞した映画祭や出演俳優などから探し出すことも可能なんです!いったいどうやっているのか..。(笑)

これら機能により目的の映画に迷うことなくたどりつけることができます!

僕自身、出演者や監督から映画を選ぶこともおおいのでこの機能はとても役に立っています...

みなさんもぜひ大好きな映画を作った監督による他の作品などを試してみてはいかがですか?

 

簡潔で整理された情報

『MIHOシネマ』が他の数ある映画情報ブログから抜きんでている点はその情報量にあるんです。

 

まず、例としてこちらの記事をご覧ください。

mihocinema.com

 

映画の予告動画から、出演者の情報はもちろんのこと、twitter上でのレビューや関連作品、事前に見ておきたい作品までまとめられています。

映画を見ていて、「あれ、なんか理解できないな..」なんて思ったら実はその作品は別の作品とつながっていたり...なんてことよくありますよね。特にMCUシリーズ(笑)

それを事前に教えてくれるのは本当にアリガタイ!

これで、100 %映画を楽しめます!

 

最後に『MIHOシネマ』さんのtwitterリンクを以下に貼っておきます。

twitter.com

 

 

以上、今回は映画の選び方を紹介してきたのですが、結局は映画も人との出会いも運命的な何かに左右されていると僕は考えるようにしています。

皆さんがよい映画と出会えますように~

May the good movies be with you.

映画散歩(ドクタースリープ+ティーンスピリット)

あけましておめでとうございます!

久しぶりの更新となっていしまいました。

今後も細くゆるく更新していこうと思います(笑)

 

さて、今回は最近、映画館で見た作品の感想や今後見たい映画などを書き留めていこうと思います。なんとなく「映画散歩」と名付けましたが特に意味はないです..。

 

 

ドクタースリープ

さて、まず1作品目は映画『シャイニング』の40年後の世界を描いた『ドクタースリープ』です。

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出典:Filmarks https://filmarks.com/movies/80052

あらすじ

 ダニーは、40年前の雪山のホテルの惨劇で、狂った父親に殺されかけたトラウマを抱えている。大人になった今も人を避けるかのように孤独に暮らす彼の周りで児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が起きる。ある日、彼の前に謎の少女が現れる。その少女は特別な力でその事件を目撃してしまったのだ…ダニーと少女はこの事件の謎を追う中で、あの惨劇が起きた『シャイニング』のホテルに辿り着く。亡霊たちが巣食い、人を狂わせる呪われたホテルで起きる新たな恐怖。そしてふたりに待ち受ける想像を絶する結末とは― 

出典:Filmarks

感想

シャイニングの続編ということで、また別の家族があのホテルにきて...なんて展開を予想して見に行ったのですが、内容はどちらかというと「シャイニング」という能力の謎を明かすものとなっていました。

また、アクション、ファンタジー要素も加っていてシャイニングの世界観からはかなりかけ離れていた気がします..

「『シャイニング』とは一体何なのか」、「なぜ40年前ジャックは理性を失ったのか」についての説明はしっかりとされていたものの、ホラーとしてはちょっと物足りない気も。

僕自身、映画『シャイニング』中のじわじわと迫ってくる恐怖が大好きで、それを期待しすぎたせいもあり、見終わった後はそのギャップにちょっとがっかりしてしまいました。

 

現代でもうける作品にするためには多少のファンタジー、アクションを追加することは必要不可欠なのかもしれませんが、そもそもこの映画を見ようと思う人は『シャイニング』ファンが大半だと思うので無理して現代風に仕上げる必要もなかったのでは?と感じてしまいます..。

 

ティーンスピリット

つい先日公開されたこの作品は『LA LA LAND』と同じスタッフだそうです。

僕も期待を込めて公開日のモーニングショーを見てきました(笑)

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出典:ティーンスピリット公式 https://teenspirit.jp/

あらすじ

イギリスの田舎町、ワイト島。移民として母子家庭で育った内気な主人公のヴァイオレット・ヴァレンスキ(エル・ファニング)にとって、音楽だけが現実の世界から自分を解き放ってくれる心の拠り所だった。そんな彼女はある日、地元で国際的に有名な人気オーディション番組”ティーンスピリット”の予選が行われることを知る。町を抜け出し、歌手になる夢をつかむため、自らの歌声ひとつでオーディションに挑む決意をした彼女の未来とは──!?この冬いちばんエモーショナルな青春音楽ムービーが、遂に日本で幕を開ける!

出典:Filmarks

感想

ポップミュージックが題材の映画なのですが、僕自身ジャズやロックに比べてポップは感情移入が難しいように感じていました。

それゆえに、映画に入り込めるか多少の不安も持ちつつ実際に映画を見てきました。

 

結論から言うと、号泣です。(笑)

あらためて、自分が音楽を題材にした映画に弱いことを思い知りました。

音楽が映画を盛り上げるように、映画のストーリーが音楽を立体的に作り上げています。だから、どんなジャンルの音楽であれストーリーに軸さえあればおのずと感動作になることがを実感しました。

 

 

絶対に映画館でみたい映画

さて以下には僕が今後絶対に見に行きたい映画たちを簡単にまとめていきたいと思います。

リチャードジュエル

クリント・イーストウッド監督による最新作です!

公園に仕掛けられた爆弾を発見し、間一髪テロを阻止した主人公がFBIによって犯人に仕立て上げられてしまうストーリー。イーストウッド監督にヒューマンドラマを作らせたらもう間違いないでしょ!(笑)

ぜひ映画館で見たたいなあ。

キャッツ

そして、キャッツ!正直、キャッツのミュージカルは見たことがなくあらすじも分からないのですが、監督がなんとあのトム・フーパ。名作『レ・ミゼラブル』を世に出した人です。そんな彼がまたミュージカルの分野で新作を出すわけですので見ない手はないですね。

またこの映画、世界中で公開されるにもかかわらず、吹替が許された国はたったの2国。そして、そのうちの1国が日本なんです。大竹しのぶ率いる豪華声優陣の歌も是非聞きたいところ。

普段は字幕派ですが、今回は吹替に....いや、2回見ましょう。(笑)

 

 

では、また✋

最高傑作ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』内のお気に入り楽曲まとめ

危うく「三日坊主」ならぬ「一週間坊主」になるところでした..。

一週間なら髪も伸びて「一週間ベリーショート」でしょうか(笑)

 

はい。

 

ブログを書いていない日もほぼ毎日映画を見てきたわけなのですが、感想をまとめるまでの気力が追い付かず、ずるずると日が経ってしまいました。。

今後は、見た映画を一週間ごとにまとめようかな..。

 

そんなこんなで、今回はちょっと趣向を変えて、レ・ミゼラブル内で使用された楽曲をまとめてみようと思います!!

 

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出典:YAHOO! JAPAN 映画 https://movies.yahoo.co.jp/movie/342984/

 

 

なにかと、最近見る機会が多かったレ・ミゼラブル

なんといっても出てくる役者がすごすぎて「こりゃおもしろくなるわ」の一言です。

その俳優陣がこちらです。

 

途中、若干ハリポタ臭が強くなったのですが...この通り、半端じゃないんです(笑)

ファンタビでは頼りない魔法使い役だったエディ・レッドメインレミゼでは、革命軍の指揮的存在になっちゃってるのでもうびっくりです。

(時系列ではレミゼが先なのですが、僕はファンタビを先に見ていたので...)

 

 

てことで、本題に入ります。

以下に主要な楽曲を出てきた順にまとめていきます!

 

「一部」

  1. 囚人たちの歌(原題:Work Song)
  2. 独白(原題:What Have I Done?)
  3. 一日の終わり(原題:At the End of the Day)
  4. ラブリィ・レディ(原題:Lovely Ladies)
  5. 夢破れて(原題:I Dreamed a Dream)
  6. フー・アム・アイ(原題:Who Am I?)
  7. 対決(原題:The Confrontation)
  8. 幼いコゼット(原題:Castle On A Cloud)
  9. 宿屋の主の歌(原題:Master of the House)
  10. 星よ(原題:Stars)
  11. Abcカフェ/赤と黒(原題:The ABC cafe/ Red and Black)
  12. プリュメ街(原題:Rue Plumet)
  13. 心は愛に溢れて(原題:A Heart Full of Love)
  14. オン・マイ・オウン(原題:On My Own)
  15. ワン・デイ・モア(原題:One Day More)

「二部」

  1. 民衆の歌(原題:Do You Hear the People Sing?)
  2. 恵みの雨(原題:A Little Fall of Rain)
  3. 共に飲もう(原題:Drink with Me)
  4. 彼を帰して(原題:Bring Him Home)
  5. 自殺(原題:Javert's Suicide)
  6. 結婚式(原題:The Wedding)

 これでもだいぶカットされていますが(僕が思う)主要なものは抑えられているんじゃないかと思います(笑)

さて、この記事を書き始めるまでは全曲紹介していくつもりだったのですが、あらためて見てみると想像をはるかに超える楽曲数だったので、特にお気に入りの4曲のみを紹介していきたいと思います!(リスト中の太線)

 

 

 4. 夢破れて(原題:I Dreamed a Dream)

 

 アン・ハサウェイじるファンテーヌが行き場をなくし、行きついた売春所で歌った曲です。

この曲は、イギリスの人気TVオーディション番組「Britain's Got a Talent」にてスーザン・ボイルが歌ったことでも有名です。

何度見ても感動するこのシーン。最近ではこの曲聞くだけでも号泣できるようになりました。

 

 権利の都合上、日本版ミュージカルの映像しかありませんが一応載せておきます(笑)

 

 

 7. 対決(原題:The Confrontation)

 

ヒュー・ジャックマン演じるジャン・バルジャンラッセルクロウ演じるジャベールがファンテーヌの死後、対立するシーンです。

他の有名曲に比べると注目されにくい気もしますが、ジャン・バルジャンとジャベールがハモる(?)部分がもう頭から離れないくらい強烈なんですよね。

"Man like you can never change"の部分です!!!!!

 

残念ながら映像はないのですがぜひ映画版でしか味わえないあのゾクゾク感、見たことある人ならわかってくれるはず!

 

 

15. ワン・デイ・モア(原題:One Day More)

 

これは、紹介するまでもない名曲ですね。

一部(映画前半)を締めくくる壮大な曲であり、いろいろな曲の要素が組み込まれているのもまた面白いんです。

そして、僕が大好きなのがジャベールのパート

One day more till revolution

We will nip it in the bud 

We'll be ready for these schoolboys

They will wet themselves with blood

 

ワン・デイ・モア (2013) より引用

です。映画見終わるとなぜかここだけいつも耳に残り続けるんですよね...

 

一応、日本版ですが載せておきます(笑)

 

 

1. 民衆の歌(原題:Do You Hear the People Sing?)

 

そして、最後はやっぱり民衆の歌ですね。

作中でもいろんな形で歌われているんですが、中でも革命軍の残りが自分たちだけであることを知り、勝ち目の無いことを悟って揺らぐ学生たちの中、ガブローシュが歌いだすシーンが僕の中では一番です。

 

 例によって日本版のミュージカル映像ですが、載せておきます(笑)

ぜひ映画版でご確認をお願いします。

 

 

 

というわけで、今回はレ・ミゼラブルのお気に入り曲なんてまとめてみたのですが、書いてみて気が付きました、僕はラッセル・クロウが好きだ

 

はーい。今後もゆるく見た映画まとめていきまーす!

 

実際にあった天才詐欺師の人生を描いた映画『キャッチミーイフユーキャン』

こんばんは!今日も見た映画の感想書いてきます!

 

映画って、長い長いクレジットロールに流れるあれだけの人数の俳優やスタッフ、監督1年以上かけて何億円も使って2時間弱の作品を作るわけで、そう考えると1回見たくらいじゃその良さ数%もわかっていないような気がします

だからこそ、大好きな映画は何回も何回も見ることで知らなかった一面や意外なからくりに気づくことができ、その発見こそが僕が映画を見る原動力になっている気がしています。

 

また、映画を見ながらその人物と自分を重ねてみて自分ならどうかと考えている時間が一番素直に自分と向き合えている気がします。

 

 

はい、ということで(笑)

今日の映画は、大好きなスピルバーグ×トムハンクス作品にさらに大好きなディカプリオも出てくる、もう、これ以上ない組み合わせ。もう面白いに決まっている作品、

『キャッチミーイフユーキャン』です。

 

直訳するなら「捕まえられるもんなら捕まえてみろ」ですね。

レオナルド・ディカプリオ演じる天才詐欺師をトム・ハンクス演じるベテランFBI捜査官が追う実話に基づいたヒューマンドラマになっています。

 

以下に、あらすじをまとめます。

 

[あらすじ]

ニューヨークの高級住宅に住む1人の少年フランク・アバグネイルは実業家の父とフランス系の母を両親に持つ裕福な家庭に育ちます。そんな中、父に脱税の容疑がかかることで企業はあえなく倒産。母の不倫もあり、二人は離婚することに。離婚の報告を聞いたフランクはショックで家を飛びだし一人で生きていく決断をします。

しかし、職業も持たぬ十代のフランクは小切手偽装詐欺を始めるも、うまくいかず路頭に迷っていました。そんな彼が街で見かけたのはスチュワーデスを引き連れるパイロットの眩い姿です。そこで彼はパイロットになりすまし偽造の従業員小切手を大量生産し始めます。この犯行により大量のお金をだまし取ることに成功したフランクは次第に、ワシントンD.C.に本部を置くFBIの目に留まることに。その捜査を担当していたのがベテラン捜査官のカール・ハランティでした。

フランクは捜査の手がおよびそうになる度に、さまざまな職業になりすましやり過ごしていくもー。

 

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出典:YAHOO! JAPAN 映画 https://movies.yahoo.co.jp/movie/240127/

 

監督:スティーヴン・スピルバーグ

脚本:ジェフ・ナサンソン

出演:レオナルド・ディカプリオ、トムハンクス

 

 

[みどころ]

みどころは、なんといってもディカプリオ演じるフランク・アバグネイルが天才詐欺師になっていくその様子と、絶体絶命の状況でも予想の斜め上を行く切り返しで、捜査の目をかいくぐっていくあの快感です!!

 

一つ紹介します。

フランクが初めて「嘘」をついたのが転校先でのフランス語の授業でのことでした。新しい学校で一人制服姿で浮いていた彼はまわりからからかわれます。そこで、彼は学生ながらにフランス語の先生になりすまし、からかわれた相手に仕返しをします。

もう最高でしょ、あのシーンは本当にしびれましたね~。そして作中にはこれ以上の興奮シーンがたくさん出てきます。

 

詐欺がここまでスマートにかっこよく描かれた作品もなかなか珍しいと思うのでぜひぜひ見てない方は一度試してみてください。

 

また、この映画が「ただの普通に面白い映画」で終わらない理由はそのヒューマンドラマの部分にあります!

詐欺を行い続けるフランクですがその本当の目的はお金持ちになることなんかじゃないんです。両親の離婚からずっと埋められない彼の心の空白なんかも作中でたびたび描かれているのでそんなところに注目してみてもさらに映画を楽しめると思います!

 

 

次に僕の感想を少し書きたいと思います。

[感想(ネタばれあり)]

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